【海外動画より】アメリカの軍事戦略について、元米国陸軍大佐でパウエル元国務長官の首席補佐官を務めたローレンス・ウィルカーソン氏が分析を述べています。ウィルカーソン氏はまず、中東情勢におけるトランプ大統領の動向に触れ、自ら始めた混乱から抜け出せなくなっている現状を指摘しました。米国やイスラエルが主張する停戦は本質的なものではなく、実際には戦闘を継続するための手段に過ぎないと分析しています。さらに、イスラエルのネタニヤフ首相が国内で政治的な窮地に立たされていることや、米国の軍事行動が明確な目的を欠いたまま実行されている現状に懸念を示しました。イラン側は自らの目的を理解して米国に対抗しており、米国は国際的な立場を失いつつあると述べています。
米国が世界各地で終わりなき戦争や介入を続ける中で、軍事的な影響力だけでなく多くのものを失っているとウィルカーソン氏は警告します。特に深刻な問題として、第二次世界大戦後に米国自身が主導して築き上げてきた国際法の秩序を、自らの手で破壊してしまった点を挙げました。また、2001年の同時多発テロ以降に米国が主導した戦争や経済制裁により、数千万人に及ぶ人々が犠牲になったという試算を提示し、かつてのような国際法の守護者としての地位は失われたと批判しています。こうした海外での暴力的な姿勢や法の軽視は、最終的には米国の国内社会や憲法秩序の破壊という形で自国に跳ね返ってくるものであると強い懸念を示しました。
このような世界規模の軍事的な過剰介入の背景には、国家の戦略的な意思というよりも、関係者が利益を得るための深刻な金銭的腐敗が存在しているとウィルカーソン氏は推測しています。現在、米国はウクライナやイランなど各地で対立を深めており、中国やロシアなどはこうした米国の過失を冷静に見つめながら自国の利益を確保していると説明しました。そしてウィルカーソン氏が最も恐れているのは、米ロ間に存在する1万発以上の核兵器の存在と、現在の指導層の能力不足です。今後さらに米国が深刻な窮地に陥った際、その絶望感から核兵器の使用につながるような致命的な衝突を引き起こしかねないという極めて厳しい見通しを示し、話を締めくくりました。
Iran just WON, Trump in PANIC as Israel’s Demise goes Nuclear | Col. Lawrence Wilkerson - YouTube
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