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2026-06-07

日本経済が示す警告

【海外動画より】カナダの投資番組「ザ・ジェイ・マーティン・ショー」のホストを務めるジェイ・マーティン氏は、世界経済において日本は炭鉱のカナリアであり、その鳥はすでに歌うのをやめたと指摘します。同氏によると、米国は債務の罠に向かって歩みを進めていますが、その先頭を走っているのが日本です。日本の公的債務は国内総生産の約250%に達し、先進国で最も高い水準にあります。1989年のバブル崩壊以降、日本はゼロ金利や量的緩和、イールドカーブ・コントロールといった金融政策を先駆けて導入しました。米国連邦準備制度理事会が2008年以降に用いた政策の多くは、 日本から導入されたものだと同氏は解説します。

現在の日本はエネルギー価格のショックと通貨安の悪循環に直面しています。円安が進むほど円建ての原油支払額が増え、さらなる円売りを招くという構造です。これまで日本銀行が国債の最後の買い手として金利をゼロ近くに抑えてきましたが、これ以上の円安を防ぐために国債購入を抑えざるを得なくなっており、借入コストが上昇し始めています。この状況は投資家からの信頼を失いつつある兆候であり、日本の投資家による米国債の売却も始まっています。

さらに重大な影響を与えるのが円キャリー取引の巻き戻しです。何十年もの間、低金利の円を借りてドルなどの高利回り資産に投資する取引が世界中の市場を支えてきましたが、日本の金利が上昇すればこの計算が逆転します。実際に2024年8月に日本銀行が0.25%の利上げを行った際、この巻き戻しが起き、世界の株式市場が同時に急落しました。米国には基軸通貨という時間的な猶予がありますが、日本にはそれがありません。

マーティン氏は、中央銀行が経済の急速な破綻を避けるために通貨の緩やかな死を選ぶとき、現金や紙の約束は非常に厳しい状況に追い込まれる一方、エネルギーや実物資産、金といった、安い資金に依存しない本質的な価値を持つものが恩恵を受けると述べています。日本の現状は、政府が通貨の印刷を止められず、輸入品の価格が上昇していく未来を示しており、私たちは過去の世界ではなく、これから到来する世界に備える必要があると結んでいます。

America’s Future is Already Written - In Japan - YouTube

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