【海外動画より】金属市場の動向が注目を集めています。投資チャンネルに出演したピーター・グランディッチ・アンド・カンパニーの創設者ピーター・グランディッチ氏は、金と銀の価格調整局面が終盤にあるという見解を示しました。同氏は年初からの急激な上昇の後に訪れた下落について、市場に必要な調整であったと述べています。現在の価格は底値圏に近づいており、さらなる下落の可能性は低いと見て、金と銀の現物を買い戻すことを提案しているそうです。また、今後は鉱山企業の株式投資が現物以上の利益をもたらす可能性を指摘しています。
今回の調整期において同氏が注目したのが中央銀行の動きです。市場への売却圧力があったにもかかわらず価格が大きく崩れなかったのは、中国などの主要な買い手が下値を支えたためだと分析しています。さらに、中央銀行による金の保有量が国債の保有量を上回ったというデータに触れ、この事実こそが金の上昇相場が継続している証拠であると強調しました。これまで金を避けてきたウォール街の主要な金融機関の間でも、ポートフォリオに金を組み込む動きが始まっており、市場の評価に変化が生じているようです。
グランディッチ氏は、銅市場についても強気な見方を示しています。従来の経済常識では世界的な景気後退の懸念が高まると、産業用金属である銅の価格は下落するとされてきました。しかし、現在は状況が異なると言います。人工知能の発展や電動化により銅の需要は増加している一方で、新規鉱床の開発には莫大な時間とコストがかかるため深刻な供給不足に直面しています。需給バランスは緊迫しており、中期的には金や銀をしのぐリターンをもたらす可能性があると考えています。
最後に、中小の鉱山開発企業への投資について、現在は価値が過小評価されている状態だと説明しました。金価格が高い水準にあるにもかかわらず、開発企業の鉱山価値は過去の上昇相場の水準以下で取引されているためです。同氏は大手鉱山企業による資源確保のための合併や買収が今後さらに活発化すると予測しています。米国市場が金融バブルの終盤にあると警戒する中で、広く保有されていない金属や鉱山セクターは、市場全体の動向に左右されにくく、魅力的な選択肢であり続けると述べています。
Gold Pullback Is Over, Miners Are Next | Peter Grandich - YouTube
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