【海外動画より】アメリカの外交や政治動向を発信するポッドキャスト番組「カイル・アンザローネ・ショー」において、元連邦上院議員スタッフの経歴を持つポッドキャストホストのジム・ウェブ氏が中東情勢とトランプ政権の分析を語りました。トランプ大統領がイスラエルのネタニヤフ首相に激しい言葉で怒りをぶつけたという報道について、ウェブ氏は事実関係を肯定しつつ、レバノンでの戦闘を止めないイスラエルへの不満が背景にあると見ます。超大国アメリカの利益に反する行動が続いていることで、両者の間に明確な亀裂が生じているとの見方を示しました。
ウェブ氏は、イランを巻き込むこの戦争を終結させるには、イスラエルに提供している軍事援助を条件付きにするか、停止するという強い手段を講じるべきだと主張します。また、イスラエルが核兵器を保有している事実は議会での公然の秘密であるにもかかわらず、政府が公式な認定を避けることで軍事支援の停止を定めた国内法の適用を回避している現状を指摘しました。こうした姿勢がアメリカの国際的な信用を傷つけており、独自の意思決定ができる独立した主体としての姿を世界に示すべきだと批判しています。
さらに、中東での戦闘の継続はアメリカ国内の一般市民の生活に深刻な経済的打撃を与えています。燃料費の急騰は個人の事業運営コストを大きく押し上げており、開戦からの最初の3ヶ月間で1世帯あたり750ドルの負担増になったという調査結果も紹介されました。ウェブ氏は、有権者の約33%を占める熱烈な支持層だけでは選挙に勝てず、財布事情に直結する経済問題を重視して投票先を決める中間層の有権者が、現在の深刻な状況に強い不満を抱いている現状を説明します。
このような経済的苦痛が続く中、ウェブ氏は今後の連邦議会中間選挙において、与党の共和党が大敗を喫する可能性が高いと予測しています。ウェブ氏自身、かつて反戦のメッセージを支持してトランプ氏に3回投票したものの、結果として裏切られたと感じており、同様の不満を抱く多くの有権者が投票を棄権するか、他党への支持に回ることで、歴史的な政権交代が起きた過去の選挙と同じような現象が起きるのではないかと推測しています。
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