【海外動画より】アメリカの歴史学者で政治評論家のトム・ウッズ氏は、自身のインターネット番組に元弁護士のマーク・プリアム氏を招き、トランプ前大統領の元法的顧問であるジョン・イーストマン氏の資格剥奪処分を巡る司法制度の問題点について対談を行っています。かつて第一線の保守派法学者として高く評価されていたイーストマン氏が、政治的な論争に巻き込まれた結果、弁護士資格を奪われ、経済的にも困窮している現状を通じて、現代アメリカの法曹界が抱える深刻な偏向と、法の支配に対する脅威が語られています。
イーストマン氏は、シカゴ大学で法務博士(JD)を取得し、最高裁判所のクラレンス・トーマス判事のロークラーク(裁判官補佐)やチャップマン大学法科大学院の院長などを歴任した、世代を代表する著名な憲法学者です。しかし、2020年の大統領選挙における法的な不規則性を巡り、トランプ氏に対して法的な助言を行ったことからその生活は一変しました。大学の職を追われ、左派系の政治団体からの告発を受ける形で、カリフォルニア州の弁護士会から資格剥奪処分を下される事態に発展しました。弁護士の資格剥奪は通常、クライアントからの資金横領や重大な不正行為が原因となりますが、今回のケースはクライアントであるトランプ氏側が一切異議を唱えていないにもかかわらず、弁護士会が一方的に処分を進めた異例の事例です。
プリアム氏によると、イーストマン氏の処分理由とされた「2020年選挙の集計を巡るマイク・ペンス副大統領の権限に関する法解釈の提示」は、単なる法的な意見の相違を「不誠実」や「道徳的退廃」にすり替えた政治的な追求にすぎません。歴史的にも1800年や1876年の選挙のように激しく争われた前例があり、法的な権威や先例が乏しい領域で弁護士が独自の法理論を展開することは、本来の対審制(双方の主張を戦わせる制度)において正当な行為です。しかし、カリフォルニア州最高裁判所はイーストマン氏の控訴を全員一致で棄却し、現在は連邦最高裁判所への裁量上訴の判断を待つ身となっています。
番組内では、この問題が単一の弁護士の不利益にとどまらず、弁護士が依頼人のために熱意を持って弁護を行うという倫理的義務や、第一修正案が保障する「表現の自由」を根底から揺るがす重大な前例になると警告しています。法科大学院の教授や学生の90%以上が左派に傾斜し、弁護士会が特定の政治的立場を保護するための武器として法を利用する「法戦(ローフェア)」の道具と化している現状が指摘されています。プリアム氏は、不人気な人物を弁護した弁護士を社会的に抹殺するような魔女狩りを許せば、将来の法曹界全体の萎縮を招き、一般市民の権利擁護にも深刻な影響を及ぼすと強く懸念を示しています。
The Leftist Legal System Has No Intention of Being Fair | Tom Woods Show #2769 - YouTube
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