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2026-06-12

イスラエルの対米スパイ活動

【海外動画より】アメリカの元裁判官であり政治評論家としても活動するアンドリュー・ナポリターノ氏がホストを務める番組に、元軍人で情報コミュニティの要職を歴任し、直近では対革命情報センターのディレクターを辞任したジョー・ケント氏が出演しました。ケント氏は、アメリカが直面しているイランとの戦争が本質的にはイスラエルのための戦争であり、アメリカが参入・開始したことは重大な過ちであるという見解から辞任に至った人物です。番組内では、現在のトランプ政権が陥っている中東情勢の泥沼化や、インテリジェンス・コミュニティ内部の動揺について率直な対話が交わされています。

まずケント氏は、イスラエルによるアメリカ高官へのスパイ活動や世論工作の実態について言及しています。国防情報局がイスラエルの諜報活動の脅威度をロシアや中国と同等とみなす公式な評価書を作成し、それがメディアにリークされた事実は、インテリジェンスの世界における大きなパラダイムシフトを意味していると指摘しました。トランプ大統領自身はこうした他国からの諜報活動を現実的なものとして受け止めつつも、周辺の親イスラエル派のアドバイザーたちの意見に耳を傾け続けており、それがアメリカ国民の利益や大統領自身の政治的生存に反する決断につながっている現状に強い疑問が呈されています。

経済や軍事戦略の面において、イランに対する空爆の継続や石油インフラへの攻撃示唆といった政権の強硬姿勢は、具体的な出口戦略を欠いたまま軍事行動そのものが自己目的化していると批判されています。この戦争には1日あたり10億ドルもの巨額のコストがかかっており、本来注力すべきであった中国への対抗手段や太平洋地域への資源配分が妨げられている状態です。ケント氏は、米国がイランの穏健派指導者を殺害したことでかえってイラン国内の強硬派を勢いづかせ、交渉による解決を極めて困難にしてしまったという見方を示しています。

現在のトランプ大統領の状況について、中東の泥沼から抜け出せなければ、かつて外交で行き詰まったジミー・カーター元大統領のように地政学的な無能の烙印を押されかねないと警鐘が鳴らされています。ケント氏は、大統領が現在の誤ったアドバイザーたちの進言を退け、速やかに「勝利宣言」をして撤退に踏み切ることこそが、国家の不利益と政治的な破滅を避ける唯一の現実的な道であると総括しています。

JOE KENT : Why Trump Is Stuck - YouTube

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