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2026-06-04

金融市場は過熱の急騰

【海外動画より】著名な投資家であり著述家でもあるダグ・ケイシー氏が、自身の経済番組で「現在の金融市場はメルトアップ(過熱による急騰)の状態にあるのか」という問いに対して市場分析を語りました。ケイシー氏は、AIブームによりエヌビディアの時価総額が5兆ドルを超え、マイクロンの価値がわずか18か月で1000%以上も上昇して1.2兆ドルを突破した現状を挙げ、現在の株高をメルトアップであると肯定しています。さらに、オープンAIやスペースXといった巨大企業が数兆ドル規模での新規公開を控えている現状は、歴史的なバブルの頂点、つまり市場の最高値圏に位置している兆候である可能性が高いと警告しています。

ケイシー氏は、現在の株式市場が事実上のカジノに変貌していると指摘します。一般投資家の間で、取引当日に期限を迎える超短期のオプション取引が爆発的に流行していることや、上場投資信託(ETF)の数が個別銘柄の数を上回るほど乱立している現状は、市場の過熱感が極限に達している証拠だといいます。一方で、MMFには約7.8兆ドルという巨額の待機資金が滞留しており、その85%が国債などの政府系ペーパーで占められています。金利上昇が続く中で、これらの資金が「買い遅れることへの恐怖」から市場に流入してさらなる暴騰を招くか、あるいは崩壊の引き金になるかの岐路にあると分析されています。

この狂乱の裏で、金や銀の鉱山株、あるいは石油関連株といった商品セクターは歴史的に安値で放置されています。例えば1980年にS&P500指数の30%を占めていた石油関連株の比率は、現在わずか4%にまで低下しており、高い配当利回りにもかかわらず顧みられていません。ケイシー氏は、いずれこれらの実物資産に資金が戻るパラダイムシフトが起きると予想しています。

最後に、デジタル化された資産の脆弱性についても警鐘が鳴らされました。証券会社から顧客の資産記録が突然消失した報道を引き合いに出し、コンピューター上の数字に依存する現代社会では、真に信頼できるのは自身の元にある物理的な現物の金貨や銀貨、あるいは不動産といった有形資産のみであると結論付けています。実物資産による資産防衛の重要性が検証されています。

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