【海外動画より】アメリカの元判事アンドリュー・ナポリターノ氏が司会を務めるインターネット番組に、元CIAアナリストのレイ・マクガヴァン氏と元国務省対テロ高官のラリー・ジョンソン氏が出演し、激動するアメリカの外交と内政について対談を行っています。トランプ大統領によるイラン情勢への対応を中心に、政府の政策の不確実性や信用性の問題、そして国内の戦略石油備蓄の枯渇危機など、多岐にわたる深刻な課題について元インテリジェンスの専門家ならではの視点から率直な意見が交わされています。
番組では、トランプ大統領がイランに対して激しい爆撃を予告した直後に「和平合意が近い」と発表するなど、わずか数時間の間に180度異なる発言を繰り返す異様な状況が取り上げられています。同様の合意間近というアナウンスはすでに39回目になります。マクガヴァン氏らはこの一貫性のない対応を極めて奇妙であると指摘し、国際的な外交舞台や情報機関において大統領の信頼性が大きく損なわれている現状を解説しています。軍も弾薬やミサイルの不足に直面しており、実際にはイラン側との合意に近づいているわけではないという見方が示されています。
また、ジョンソン氏は国内の経済に直結する重要な問題として、トランプ政権が国民の不満を和らげ、ガソリン価格を意図的に抑えるために戦略石油備蓄を危機的なレベルまで取り崩している事実を報告しています。アメリカ国内の製油所は国内で多く生産される軽質原油ではなく、ベネズエラ産のような重質原油の処理に適した構造になっており、ディーゼル燃料などは輸入に頼っています。政治的な目的で備蓄を放出し続けた結果、早ければ数週間以内に備蓄が底を突く可能性があり、独立記念日の前後には激しい価格高騰の衝撃が国内を襲うリスクがあると警告しています。
さらに、国内における言論の自由の抑圧や監視体制の強化についても踏み込んだ議論がなされています。政権の対イラン政策を批判した合法的な滞在者である学者を強制送還しようとする動きや、反戦を訴える米国籍の市民を搭乗拒否リストに入れるといった実態が暴露され、他国の専制主義を批判しながらアメリカ自身が同様の言論統制を行っている矛盾を突いています。外国での不要な紛争が移民の流入やテロの引き金になっているという構造を認識し、真の自由な社会を守るためには、国民が現状に声を上げ、政府による過剰な監視や権力の暴走に立ち向かう必要があると結論づけています。
INTEL Roundtable w/ Johnson & McGovern - Weekly Wrap 12-June - YouTube
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