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2026-03-04

アメリカ帝国の破滅

Is the White House Actually the Overlook Hotel East? - LewRockwell [LINK]

【海外記事紹介】アメリカの元空軍中佐カレン・クウィアトコウスキ氏は、現在のホワイトハウスを映画「シャイニング」に登場する呪われた「オーバールック・ホテル」になぞらえ、ドナルド・トランプ大統領の精神状態とアメリカ帝国の崩壊について、極めて辛辣な批評を展開しています。筆者は、連日降り続く雪を背景に、ワシントンDCに漂う深刻な心理的異常を指摘します。トランプ氏がイランに対して拡大させている戦争は、イスラエル側の要望、すなわち中東全域でイランのミサイル能力を分散させ、イスラエルが一手に攻撃を受けないようにするという政治的な思惑に基づいたものです。筆者は、ネタニヤフ首相が自国の覇権のためにアメリカ人の命と生活を利用していると断じ、これに同調するルビオ国務長官らの支離滅裂な説明を厳しく批判しています。

特にトランプ氏がSNSで行った、米軍の弾薬兵器は「事実上無制限」であり「永遠に勝ち続けられる」といった投稿について、筆者は現実から乖離した嘘であると切り捨てます。バイデン前政権がウクライナのゼレンスキー大統領に兵器を無償提供して在庫を枯渇させたと主張する一方で、自分こそが軍を再建したと誇示するトランプ氏の言動は、もはや現実と幻想の区別がつかなくなっている劇中の主人公ジャック・トランスの崩壊した精神状態に重なるといいます。イランへの攻撃についても、当初の目的であった政権交代や核能力の抹消は、情報の混乱や稚拙な作戦によって失敗に終わっていると指摘します。最高指導者ハメネイ師の暗殺はかえってイランの核兵器禁止の方針を転換させる恐れがあり、米政府がかつてのテロリストを支持した過去の矛盾も露呈しています。

筆者は、建国250周年という節目の年に、アメリカ帝国の終焉を目の当たりにしていることへの恐怖を綴ります。トランプ氏が語らない莫大な戦費や、失われた外交的なソフトパワー、そして政府に対する国民の信頼の完全な喪失こそが、彼が成し遂げた最大の「成果」であると皮肉っています。ワシントンの統治システムは腐敗し、学習能力を失った過去の遺物と化しています。筆者は、オーバールック・ホテルと運命を共にしたジャックのように、トランプ氏も燃え盛る帝国の建物とともに破滅するだろうと予測します。私たちは、現実を直視して自らの感覚を信じ、この狂気の場から一刻も早く立ち去った劇中の親子のように、ワシントンから背を向けて歩き出すべきだと結論づけています。

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