注目の投稿

「反インフレ経済勉強会」開講のお知らせ

インフレは税の一種です。しかも普通の税よりも悪質な税です。ところが、この事実はよく理解されていません。それどころか、多少のインフレはむしろ良いことだという嘘が、現在主流の国家主義的な、誤った経済学(ケインズ経済学)や、そこから派生した極端な説 (MMT=現代貨幣理論など) によっ...

2026-03-04

資産を預けるリスク

Sorry, You Can’t Have Your Gold - LewRockwell [LINK]

【海外記事紹介】銀行に資産を預けることのリスクについて、事態はより深刻な局面を迎えています。現在の銀行は、顧客の預金引き出しを困難にするだけでなく、政府と結託して合法的に資産を凍結、あるいは没収できるような仕組みを整えつつあります。さらに、貸金庫の内容物に対する報告義務や保管物の制限まで課しており、もはや銀行はあらゆる形態の富を保管する場所として、最もリスクの高い選択肢の一つとなってしまったのです。そのため、多くの人々が、数千年前の銀行がそうであったように、手数料を取って資産を保管するだけの専門施設へと回帰しています。

しかし、そうした施設を利用する際にも細心の注意が必要です。多くの施設は、現物の金そのものではなく、要求に応じて金を引き渡すという「契約」を販売しているに過ぎないからです。驚くべきことに、世界中で交わされているこうした金の引き渡し契約の総額は、実際に地球上に存在する金の量の150倍にものぼると推定されています。したがって、資産を守るためには現物の金を購入することが不可欠です。また、北米や欧州といった地域は経済危機の瀬戸際にあり、いざ危機が現実のものとなれば、これまでのルールは通用しなくなります。政府や施設が信頼できなくなり、いざ金を引き出そうとしても、煩雑な手続きや役所仕事に阻まれ、最終的に現物を受け取れない可能性が極めて高いのです。

実際に、最近ではこうした予測が現実味を帯びてきています。例えばアメリカでは、海外で貴金属を購入するために17万8000ドルを送金しようとした顧客に対し、銀行が署名入りの書面の持参や電話認証、数日かかる暗号番号の送付など次々と障壁を設け、最終的に送金まで4週間も費亡させた事例があります。またオーストリアでは、自分の金を別の施設へ移そうとした顧客に対し、銀行が輸送の拒否や法外な手数料の要求、さらには「準備ができていない」といった言い逃れを繰り返し、8回もの試みの末にようやく応じるという、事実上の「身代金」を要求するような事態も起きています。

こうした動きの背景には、近い将来に銀行閉鎖などの緊急事態が宣言されることを見越し、各機関ができるだけ多くの資産を自らの手元に留めておきたいという思惑があります。欧州や北米といった危険な地域から資産を運び出す機会は、今まさに失われつつあるのです。

資産を守るためには、税制が低く安定した法律を持つ管轄区域を選び、その中で最も信頼できる保管施設を見極めることが重要です。欧州ならスイス、アジアならシンガポールや香港といった、投資家を保護する実績のある場所を選び、最悪の事態に備えるべきだと記事は述べています。

0 件のコメント: