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2026-03-01

帝国主義の侵略戦争

US-Israeli war on Iran is NOT about nuclear weapons. It's about imperialism. - Geopolitical Economy Report [LINK]

【海外記事紹介】アメリカとイスラエルによるイランへの軍事行動の本質は、核兵器拡散の防止ではなく、純粋な「帝国主義」による侵略戦争である。ジャーナリストのベン・ノートン氏は、2月28日早朝にトランプ大統領が発表した「イランにおける大規模戦闘作戦」の開始を受け、このように断じました。テヘランへの猛烈な爆撃が続く中、トランプ氏はイラン軍に投降を迫り、反体制派に対して「政府を乗っ取るチャンスだ」と公然と政権転奪(レジーム・チェンジ)を呼びかけています。ネタニヤフ首相もこれに同調し、イランに「自由と平和」をもたらすと主張していますが、皮肉にも同首相自身はガザでの人道に対する罪で国際刑事裁判所から逮捕状が出ている身です。

ワシントンとテルアビブが掲げる「イランの核兵器保有を阻止するための先制攻撃」という口実は、国際法に照らしても、客観的な事実に基づいても、全くのナンセンスです。イランは2015年の核合意(JCPOA)を遵守していましたが、2018年にこれを一方的に破棄したのはトランプ氏自身でした。さらに、融和的な姿勢を見せていたイランのペゼシュキアン大統領に対し、アメリカ側は「偽りの交渉」を隠れ蓑にして、昨年6月に続き今回も突然の爆撃を仕掛けました。オマーンの仲介による交渉で「平和合意は間近だ」と発表されたわずか数時間後に大規模な爆撃が開始された事実は、アメリカとイスラエルに最初から平和の意思がなかったことを如実に物語っています。

この戦争の真の目的は、1979年のイラン革命によって失われた中東における支配権を奪還することにあります。アメリカの巨大企業と帝国主義的な戦略家たちは、イランのみならず地域全体の豊富な石油、天然ガス、そして重要鉱物資源をコントロール下に置くことを画策しています。また、中国へのエネルギー供給路を断つことも重要な狙いの一つです。元欧州連合軍最高司令官のウェズリー・クラーク氏がかつて暴露したように、イランは国防総省が長年計画してきた「転覆すべき7カ国」のリストに残された最後の国家なのです。

アメリカは現在、1953年のCIAクーデターで擁立された旧シャハ(国王)の息子、レザ・パフラヴィ氏を傀儡としてテヘランに据えようとしています。米政府系メディアはイラン国内に向けてパフラヴィ氏を支持するプロパガンダを流し、同氏もまたSNSでトランプ氏を称賛し、現政権の崩壊を煽っています。自らを「平和の大統領」と称する億万長者のトランプ氏は、その実、最も過激なネオコン(新保守主義者)の鷹派たちが抱き続けてきた野望を、最も暴力的な形で実行に移しているのです。

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