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2026-03-09

学校・病院を攻撃

'Punching them while they're down': US & Israel bomb Iran's schools & hospitals, with 'no stupid rules of engagement' - Geopolitical Economy Report [LINK]

【海外記事紹介】現在、イランではアメリカとイスラエルによる軍事行動が激化しており、その実態についてベン・ノートン氏が報告しています。この報告によると、両国はイランの国家を破壊するだけでなく、社会そのものを崩壊させることを目的に、学校や病院、住宅地といった民間施設を意図的に攻撃しているといいます。アメリカのピート・ヘグセス国防長官は3月4日の記者会見で、この戦略を「弱っている相手を叩いているのであり、それこそがあるべき姿だ」と述べ、空からの攻撃を24時間体制で継続していることを明らかにしました。「エピック・フューリー作戦」と名付けられたこの軍事行動では、開始から4日間で、2003年のイラク侵攻時の2倍に及ぶ航空戦力が投入されたと報じられています。ヘグセス長官は、国際機関の主張に関わらず、史上最も殺傷能力の高い空爆を展開していると強調し、交戦規定に縛られずに民間地域を標的にしていることを認めています。

具体的な被害状況について、世界保健機関やユニセフの報告によれば、2月28日の開戦からわずか1週間で、少なくとも13の医療施設と20の学校が爆撃されました。さらに、淡水化プラントが破壊されたことで多くの村々が水不足に陥り、犠牲者は1,300人を超え、その3割を子供が占めているとされています。特に南部ミナブの小学校への攻撃では、生存者がいないことを期すために40分間隔で2度の爆撃が行われ、児童168人と教師14人が命を落としたことが確認されています。イスラエル側の意図についても、フィナンシャル・タイムズ紙は、イランの指導者層を組織的に排除し、統治不能な混沌状態に陥れる計画であると伝えています。元情報当局者は、政権の柱をすべて破壊し、内戦や社会不安を引き起こすことが狙いであり、イランの将来の安定には関心がないと語っています。

こうした軍事行動に対し、法的な専門家からは国際法違反であるとの指摘が相次いでいます。ユネスコは学校への攻撃を重大な人道法違反と批判し、スタンフォード大学の専門家も、差し迫った脅威がない中での「先制攻撃」は自衛権の範囲を超えており、違法であるとの見解を示しました。また、戦争の口実とされたイランの核兵器開発についても、国際原子力機関のラファエル・グロッシ事務局長は、組織的な核兵器製造計画を示す情報は存在しないと明言し、アメリカ側の主張を否定しています。記事は、この戦争が虚偽の情報に基づいて強行され、パレスチナのガザ地区で見られたような壊滅的な被害をイラン社会にもたらそうとしている現状を伝えています。

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