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2026-03-01

合法とは何か?

A Proper Explanation of the Detestable Terms: 'Legal' and 'Illegal' - LewRockwell [LINK]

【海外記事紹介】私たちが日常的に使っている「合法(リーガル)」と「違法(イリーガル)」という言葉の真の意味について、評論家のゲーリー・バーネット氏が批判を投げかけています。氏によれば、これらの言葉は国家という怪物が大衆を威嚇し、支配するために作り出した忌まわしい道具に過ぎません。現代社会の大多数の人々は、自分の言動や所有物、居場所、さらには自分の体に何を摂取するかまで、一握りの「政治家」という人間に決定権を委ねてしまっています。

バーネット氏は、人類の多くが「自分は国家の奴隷であり、国家にはルールを作る権利がある」という誤った前提のもとで生きていると指摘します。しかし、国家を構成しているのもまた同じ人間であり、彼らが他者より優れているわけでも、正当な権利を持っているわけでもありません。彼らが主張する「法」とは、実際には自分たち以外の全員を縛るために勝手に作り上げられた、恣意的な「許可証」のようなものです。つまり、「合法」とは「政府が自由な人間に許可したこと」を意味し、「違法」とは「許可しないこと」を指しているに過ぎないのです。

本来、社会において重要な基準は「合法か違法か」ではなく、自然法に基づいた「正しいか間違っているか」であるべきです。他人に暴力を振るわない、他人の財産を傷つけない、他人の自由を侵害しないという「非侵害の原則」さえ守られていれば、それ以外の「法」など存在する必要はありません。殺人や盗み、拷問といった真の悪は、国家など介さずとも主権を持つ個人が私的な自衛や解決を通じて対処できるはずのものです。

ところが、現在の米国をはじめとする国家は、数百万にも及ぶ規制、制限、命令を積み上げ、世界で最も腐敗した状態にあります。数えきれないほどの法律が存在すること自体が、その国家の不健全さを証明しています。これら膨大な「法」から逃れられるのは、政治家やその執行官、そして彼らを操る一部の富裕層やオリガルヒだけです。残りの一般市民は、単なる支配の対象として扱われています。

バーネット氏は、自らを「自由」だと信じながら国家の顔色をうかがい、盲目的に従う大衆の臆病さと無関心を厳しく批判しています。真に自由な人間を支配することは誰にもできません。「合法」や「違法」という奴隷の言語を捨て、不当な支配に対して常に不服従の精神を持つことなしに、真の自由はあり得ないのです。

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