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2026-03-05

イラン攻撃と嘘の帝国

The 'Empire of Lies' Comes for Iran | The Libertarian Institute [LINK]

【海外記事紹介】ベンジャミン・フランクリンは「良い戦争も、悪い平和も存在したことはない」という名言を残しました。現在、この2年間で3度目となるイランへの攻撃が開始されています。健全な人間性を持つ人々は、破壊と惨劇が最小限に留まることを祈るばかりですが、事態の推移は極めて暗いものに見えます。戦争というものは、常に予期せぬ方向へと進むものです。ペルシャ湾地域は経済、宗教、文化、そして地政学的な利害が複雑に絡み合った場所ですが、アメリカの政治家たちは、自らが選択した戦争がもたらす結果や、こうした複雑な利害関係を理解する能力があることを一度も証明できていません。かつてジョージ・W・ブッシュ大統領は、イラクに侵攻した際、皮肉にもイランを増長させる結果を招きましたが、彼はイスラム教のスンニ派とシーア派の存在すらまともに把握していませんでした。当時、当局者は大量破壊兵器の所在を確信していると豪語し、戦争は数週間で終わると断言しましたが、そのすべてが間違いだったのです。

2021年のアフガニスタン撤退の際にも揶揄されたように、ワシントンは20年の歳月と数兆ドルもの巨費、そして4代の大統領を費やして、結局「タリバンをタリバンに置き換えた」だけでした。さらに忘れてはならないのは、わずか1年前、かつて米国政府から1000万ドルの懸賞金をかけられ、国際テロリストに指定されていたアーメド・アル・シャラ(旧名アル=ジュラニ)を、ディープステートがシリアの大統領に据えたという事実です。かつての「首切りテロリスト」は、今やホワイトハウスのオーバルオフィスでドナルド・トランプ大統領に歓待される存在となりました。米国の世界的な軍事帝国、いわば「嘘の帝国」は、武力を行使することはできても、政権転覆を目的とした戦争が引き起こす結末を理解することは全く不可能なのです。

合衆国憲法が宣戦布告の権限を行使できるのは国民の代表である議会のみであると定めたのは、まさにこうした理由からです。建国者たちは歴史的な教訓から、国家元首や行政部門には不要な戦争を始める傾向があることを知っていました。だからこそ、自らの命や財産を投じることになる国民自身が、選挙で選ばれた代表を通じて慎重に判断を下すべきだと考えたのです。しかし、現状ではトランプ大統領やピート・ヘグセス国防長官がイランへの地上軍投入の可能性に言及し、イスラエルは核兵器の使用を公然と示唆しています。戦争の最初の犠牲者は「真実」であるという格言を忘れてはなりません。私たちは、ワシントンの大理石の宮殿に届くよう、破壊と殺戮を制限するための声を上げ続ける必要があります。

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