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2026-03-08

イランの罠戦略?

Step into My Parlor - The Ron Paul Institute for Peace & Prosperity [LINK]

【海外記事紹介】軍事・技術アナリストのウィリアム・シュライバー氏が、イラン戦争における米軍の弾薬備蓄の限界と、今後の戦況が迎える「危険な転換点」について独自の視点から分析しています。

シュライバー氏は、米国とイスラエルがイランを圧倒し、無条件降伏の直前にあるという「ハリウッド映画のような物語」に対し、冷徹な実数(在庫数)を突きつけて異を唱えます。

現在、米軍の長距離精密誘導兵器(トマホークやJASSMなど)の在庫は危機的な水準に達していると氏は指摘します。推定されるトマホークの有効在庫は2,000〜2,500発、JASSMは約3,000発程度であり、合計5,000発ほどの亜音速巡航ミサイルでは、イランを完全に制圧しつつ、ロシアや中国といった他地域での紛争に備えるには到底足りません。

このため、米軍は貴重なミサイルを温存するために、より安価で射程の短い滑空爆弾(JDAM等)の使用へと切り替えざるを得ない局面(転換点)に差し掛かっています。

しかし、滑空爆弾を投下するためには、航空機が標的から40海里(約74km)以内に接近する必要があります。これは、イラン側の対空防衛システムの「射程圏内」に飛び込むことを意味します。氏は、イランがこれまで防衛システムを温存してきたのは、米軍機が自ら射程内に踏み込んでくるこの瞬間を待ち構えていたため(「クモの巣に誘い込む」戦略)ではないかと推測しています。

もし米国がステルス機(B-2、F-22、F-35)や非ステルス機を投入して短距離攻撃を試みれば、イランの防衛網によって撃墜される機体が出てくることは避けられません。その時、米軍は「制空権を完全に握っている」という前提が崩れ、さらなる深刻な危機に直面することになると警告しています。

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