コロナウイルスがどのように広がるか誰にもわからないからこそ、政府とは異なる見方をする人々に、おのおの最善と思う行動をとらせることが重要だ。経済学者ハイエクが言うように、自由な経済の大きな利点は、人々がそれぞれ分散した情報に基づき行動するよう認める点にある。
Capitalism Is Still Working, Thank Goodness – AIER
自給自足経済に逆戻りすれば、伝染病の世界的流行から身を守れるかもしれないが、暴風雨、凶作、山火事といった地域的な災害には弱くなる。グローバル資本主義では、災害や伝染病で特定の商品が一時不足し値上がりしても、起業家が力を発揮し、最も必要とされる物を作りだす。
No, Capitalism Did Not Fail – AIER
経済学はきわめて簡単な洞察に基づく。それは、専門化によって労働の生産性が高まるということだ。自分でランチを作れば、その時間の分、何かの行動を諦めなければならない。コロナウイルス対応で、自宅で焼くパンは、新鮮で温かいけれど、パン屋で買うより安上がりではない。
Do Economists Believe in “Magic”? No, We Believe in Markets – AIER
米国の政治階級は、スウェーデンや韓国と違い、社会を信用せず、コロナ対応で都市封鎖に踏み切った。それでも社会は短期間でみごとに適応した。政治エリートが予想したとおりだ。だが、もし社会が伝染病そのものに取り組んでいたら、政治家よりずっとうまくやれたに違いない。
Our Ten Days that Shook the World – AIER
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