2020-04-04

政府の役割

古典的自由主義では、政府の目的・役割とは、個人の生命、自由、市民が正当に取得した財産の保護と考えられている。これには公平で平等な法の支配を含む。この義務と責任を超えるいかなる政府の行為も、自由な個人の行動と意思決定に対する政治権力による侵害を必然的に伴う。
Leaving People Alone Is the Best Way to Beat the Coronavirus – The Future of Freedom Foundation

コロナ危機で今すぐ必要な改革。⑴危機克服に必要な製品への関税の全廃⑵疾病検査と医療革新における国家独占の廃止⑶病院とベッドに対する制限の撤廃⑷買いだめと品不足をもたらす「便乗値上げ禁止法」の廃止—。国民の安全を保ちつつ、経済を回復させるあらゆる手を打とう。
Economic Theory in Time of Crisis – AIER

大衆の欲求を押さえつけ、共通の大義のために命令・統制すれば、望んだ目標を首尾よく達成できるかもしれない。しかしその代わりに何が犠牲になるのか。他に採りうる手段はないのか。それらについて話すことは道徳的判断の欠如を意味しない。むしろ思慮深い道徳的思考である。
The Planner's Problem and the Allocation of Essential Supplies During a Crisis - Coordination Problem

政治家が「便乗値上げ」規制で防ごうとする価格の上昇は、メーカーがもうひと働きして製品の生産を増やし、市場で売る励みになる。一方で価格上昇は、消費者が製品をより慎重に使うよう仕向ける。だから規制による価格引き下げは、むしろ製品が入手困難になるのを手助けする。
Florida Cracks Down on “Price Gouging” at the Worst-Possible Time – AIER

0 件のコメント: