Trump and Netanyahu: Two Madmen Playing God - LewRockwell [LINK]
【海外記事より】著名な経済学者であるジェフリー・サックス氏は、アメリカのトランプ大統領とイスラエルのネタニヤフ首相という、強大な権力を持つ二人の指導者が世界を未曾有の危険にさらしていると警鐘を鳴らしています。サックス氏は、両氏を「自己愛性パーソナリティ障害」や「サイコパス」といった臨床的な用語を用いて分析し、彼らが共通して抱く「自分は神に選ばれた救世主である」という宗教的な妄想が、国際社会に壊滅的な破滅をもたらしかねないと指摘しています。トランプ氏はイランに対して「地獄を見ることになる」と公然と脅し、ネタニヤフ氏もまた、聖書の物語になぞらえてイランの壊滅を示唆するような発言を行っています。彼らにとって核兵器を含む軍事力は、責任を伴う負担ではなく、自らの肥大化した自己を誇示するための道具に変貌してしまっているというのです。
特に深刻なのは、彼らの周囲を熱狂的な信奉者や軍事的なタカ派が固め、その妄想を助長している点です。アメリカのヘグセス国防長官は、国防総省内でキリスト教の礼拝を主催し、イランとの戦いを「聖戦」と位置づけて「圧倒的な暴力」を祈り求めています。また、ハッカビー駐イスラエル大使は、聖書の預言を成就させるために周辺諸国の領土を併合することさえ容認する姿勢を示しています。一方のイスラエル側でも、極右派の閣僚たちがネタニヤフ氏の権力基盤を支え、国際法を無視した入植地の拡大や他民族への抑圧を、神から与えられた神聖な義務であると主張しています。このように政治的な野心と宗教的な狂信が結びつくことで、外交による理性的な解決という選択肢が事実上排除されているのが現状です。
サックス氏は、現在の両氏の行為を、かつてニュルンベルク裁判でナチス指導者が問われた罪、すなわち侵略戦争や民間インフラの破壊、集団的罰といった「国際法上の最高犯罪」に該当すると厳しく批判しています。本来、こうした暴走を止めるべき国連安保理や国際刑事裁判所などの枠組みも、アメリカによってその機能が妨げられています。サックス氏は、教皇の声や、トルコ、エジプト、サウジアラビアといった国々、そして中国やパキスタンによる平和への取り組みなど、国際社会の良識ある勢力が結束して、この狂気を食い止めなければならないと訴えています。指導者が自らの政治的手段として「神による破滅」を持ち出すとき、その犠牲になるのは彼らの敵対者だけでなく、世界中の人々であることを忘れてはなりません。
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