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2026-04-08

小学校爆撃、失われた子供たち

Lost Children Of the Minab School Bombing [LINK]

【海外記事より】イラン南部の港町ミナーブにあるシャジャレ・タイイェベ小学校にミサイルが撃ち込まれてから、1か月が経過しました。2月28日に発生したこの攻撃では、少なくとも171人が死亡し、その大半は罪のない子供たちでした。この記事は、この悲劇で命を落とした7歳の少女、ラハ・ザレイさんの遺族の姿を通じて、戦火に巻き込まれた人々の癒えぬ傷跡を伝えています。

ラハさんは、発端となった攻撃の直後、瓦礫と化した校舎で父親によって発見されました。さらに2日後、遺体安置所で叔母のファルザネ・バスタミさんによって再び確認されることとなりました。バスタミさんは、変わり果てた姿となった姪を自らの手で清めたいと願いましたが、伝統的な儀式を優先する周囲に阻まれ、白い布に包まれた幼い亡骸を最後に見送ることしかできませんでした。

この攻撃には、アメリカのみが保有するとされるトマホーク巡航ミサイルが複数使用されたと見られています。学校の隣には、かつてイスラム革命防衛隊の基地として使われていた複合施設がありましたが、地元住民や教育省の関係者によれば、その施設は15年も前に閉鎖され、現在はクリニックや薬局などの民間施設として再利用されていました。ペンタゴン(米国防総省)は現在この事案を調査中ですが、ロイター通信は、米軍の捜査官が自軍の責任を認めており、古い標的データが誤爆の原因であった可能性があると報じています。ミナーブではその後もドローンによる攻撃が続いており、住民たちの間には新たな恐怖が広がっています。

ラハさんは、助産師としてキャリアを積んだ母親と販売員の父親の間に生まれた待望の一人娘でした。明るく歌うことが大好きで、将来は歯科医になりたいと夢を語っていた少女の部屋には、今もハローキティの壁紙やユニコーンのリュックサックが当時のまま残されています。父親のレザさんは、娘のベッドで頭を抱えて涙を流し、家族は言葉を失っています。国連の人権高等弁務官は、米政府に対して調査を加速させ、結果を公表するよう求めていますが、一方でアメリカの指導者は、イラン側が合意に応じなければインフラを壊滅させるようなさらなる攻撃を行うと強硬な姿勢を崩していません。

現場では、依然として行方不明者の捜索が続いています。10歳のモハンマド・ジャファリさんの家族は、1か月にわたる捜索の末、DNA鑑定によってようやく息子の体の一部を特定することができました。遺体は白い布に包まれ、赤い花で飾られた簡素な棺に納められて両親のもとに戻りました。変わり果てた姿での再会に、母親のカディジェさんは深い悲しみとともに、ようやく息子を見つけ出せたという静かな安堵の表情を見せました。現在も一人の生徒と一人の教師の行方が分かっておらず、ミナーブの街には、埋葬を待つ遺体と、深い悲嘆に暮れる家族たちの姿が絶えません。

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