資本家より強い消費者
資本は生産の手段だから、消費者を満足させなければ価値を持たない。煙草製造機が価値を持つのは、消費者が煙草を買って吸いたがるから。突然煙草に興味をなくせば、製造機はたちまち価値を失う。資本家は消費者の前に無力。消費者は王様で、商品・サービスの価値を左右する。
Is There a Difference Between Economic Power and Political Power? | Mises Wire
消費者に仕える
アマゾンは「消費者主権」を完璧に体現している。これは企業が大きな利益をあげるには、消費者に最良の製品を、一番安い値段で、最善のサービスで提供しなければならないということだ。つまり消費者を市場の王様として扱うということだ。
The Secret to Amazon's Phenomenal Success
わかるのは自分だけ
ある人には家を買うことが正しい選択かもしれないし、他の人には買わないことが正しいかもしれない。しかし何が最善の選択かを決めることができるのは個人だけだ。他人の思考に侵入できない限り、最善の行動を確かめることはできない。
Buying Avocado Toast Is More Prudent than Buying a House
双方が満足なら
取引する双方が幸せになるなら、取引する物の「真の」価値は、取引した事実に比べ、大したことではない。好み、欲求、必要は主観的である。価値観の違いがあるからこそ、人は物を作り、それを取引するのだ。
Eric Clifford Graf, Don Quijote, Man of Free Markets (2017.5.9)
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