イスラムと市場経済
今日米国のものとされる市場経済の思想は8〜13世紀のイスラム黄金時代に生まれた。中世イスラムの学者は現代のキリスト教徒文化人よりはるかに経済活動と富の蓄積に好意的だった。著名な学者イブン・ハルドゥーンはイスラム法に従い、政府は重税を課してはならないと信じた。
Why the Laffer Curve should really be called the 'Khaldun Curve' - CapX
イスラムの小さな政府
イスラム文明の黄金時代には市場経済が発達し、政府の役割はきわめて小さかった。学校、病院、道路さえも民間の資金でつくられる。大学もすべて民営で、カリキュラムも学位もなかった。大学とは知識を売りたい者が学びたい者に売る場所でしかない。成功は知識への需要次第だ。
Islam and the Discovery of Freedom - Foundation for Economic Education
アラビアンナイトの英雄
千一夜物語で描かれたとおり、イラクのバグダッドは長い間、世界で最も豊かな都市の一つだった。千一夜物語で主人公の多くは商人兼資本家で、富の追求を通じて自分も社会も豊かにする。起業家を英雄として描く東洋の伝統は、企業人がしばしば悪役になる現代西洋とは対象的だ。
The Middle East Shows Free Exchange Is as Old as Civilization - Foundation for Economic Education
イスラムと米国の価値観
調査によると、米国に住むイスラム教徒の多くは米国の価値観を受け入れ、原理主義を拒否し、宗教を超えた友情と愛情を築いている。宗教的理由によるテロに対する反対意見は、一般の米国人以上に多い。最もしばしばテロの犠牲者になるのは、世界中のイスラム教徒だからである。
US Muslims Are Continuing the Long American Tradition of Religious Moderation - Foundation for Economic Education
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