選挙はくじ引きで
アリストテレスやモンテスキューもまじめに論じた、くじによる選挙。汚職と無縁、コスト削減、無駄な法律がなくなる、といいことだらけ。政治の知識がない? 政治家の知識は権謀術数ばかり。官僚に支配される? 今より悪くはならない。くじ(demarchy)による民主主義(democracy)を!
Forget Electoral Democracy — Give "Demarchy" a Chance | Mises Wire
代表民主制の幻想
大衆の政治的代表になることは可能か。大衆間の利益は異なり、対立する。全員の代表にはなれないから、たいてい多数に従い少数を裏切る。有権者を代表することは難しいどころか、不可能なのである。代表民主制(representative democracy)とは支配する側とされる側の非情な関係を隠すまやかしにすぎない。
In What Way Are Political Representatives Representative? | Mises Wire
政府に天使はいない
公務員も民間人も人間だ。どちらも自分の利益に関心がある。人は政府の仕事に就いたとたん天使にはならない。しかも権力は普通の人間を腐敗させるだけでなく、腐敗した人間を引き寄せる。有権者が誠実に社会全体のためを思っても、その善意(good intentions)が政策として実現するとは限らない。
TGIF: A Public Choice Perspective on Trade | Sheldon Richman
ディープ・ステートの正体
陰謀論でいうディープ・ステート(deep state, 国家内国家)とは行政国家のこと。多くの人は行政法や行政国家という言葉を知らないが、官僚支配に対し健全な懐疑心を抱いている。司法によって官僚の権限を制限するのも一つの手だが、省庁の大半を廃止すれば、行政国家の問題は消え失せる。
Administrative Law Is the Real “Deep State” | International Liberty
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