トーマス・ジェファソンが述べた米国の外交方針とは「あらゆる国と平和を保ち、商取引を行い、誠実な友好関係を結ぶ。どの国とも込み入った同盟を結ばない」である。しかし過去七十年、米政府はこの警告とは正反対の行動を取ってきた。
米政府は第二次世界大戦が終わって以来、ほとんどつねにみずから戦争をしかけてきた。七十年近く絶えることなく、死と破壊を世界中にまき散らした。公然の戦争、ひそかな戦争、クーデター、暗殺、冷戦、ドローン戦争、等々を通じてである。
米政府は外国の政治指導者と意見が合わないと、その国全体に対して制裁や禁輸で経済戦争を実行してきた。その結果、何十万人という罪のない人々が死んだ。彼らは、米国およびその他の国々から物やサービスを買う機会を奪われたのである。
Mike Marion, Anti-War is Pro-American (2016.5.19, ronpaulinstitute.org)
1 件のコメント:
アメリカ合衆国の歴史を調べれば、トーマス・ジェファーソンの時代は、独立戦争、インディアン戦争、ルイジアナ買収、西部開拓、奴隷制の時代である。実態は、過去70年では無く、建国以来一貫して、弱い国を征服または従わせ、強い国とは平和外交をしている。
国家も自由に行動できる。ただし、国家と国家が互いに主張し、妥協できなければ、武力で決着をつける厳しい自由になる。同盟関係とは、生き残り戦略。強い者を挑発する事は馬鹿げている。
国民を警察が護ってくれることが、有り難いことだとしみじみ感じる。
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