自己決定は究極の政治目標だ。不完全でも自由に通じる道だ。世界70億人の各個人による自己決定が理想だが、それができないなら、まずリヒテンシュタインやルクセンブルクのような小国をめざそう。米国の州の権利、EU解体を支持しよう。
米大統領選でトランプがクリントンに勝つと、リベラルはにわかに中央集権に抵抗し始めた。カリフォルニア州の独立運動、移民に寛容な「聖域都市」擁護、民主党による「抵抗の夏」運動などだ。選挙は神聖と信じてきたリベラルとは思えない。
リベラルは偽善者だが、投票が政府を正当化するわけではないという考えは正しい。20世紀以降で初めて、リベラルは連邦政府の権力を弱めようとしている。これは後押しすべきだ。分権化でリベラル自身、好きな政策を行うチャンスが広がる。
Jeff Deist, Self-Determination, not Universalism, is the Goal (2017.5.29, mises.org)
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