2017年6月7日水曜日

介入主義の病理

介入主義者らは米国務省の仲間とともに、ソ連と戦うためイスラム反乱兵を支援したが、当初「穏健」だった反乱兵はアルカイダの一部となり、9/11テロを実行した。介入主義者は立派な教育を受けていても、介入の帰結を予期できなかった。

米国はリビアで体制転換を実行したが、今や同国では奴隷が売買されている。それでも独裁者排除という目的を達し、満足している。まるで患者のコレステロール値を改善するために、「穏健」なガン細胞を注射して殺してしまう医者のようだ。

海外軍事介入で予期せぬしっぺ返しを招く介入主義者の欠点は3つある。(1)物事の二手、三手先が読めない(2)多数の原因と結果が絡み合う複雑な現象を理解できない(3)自分の行動が相手にどのような変化を起こすか予測できない--。

Nassim Nicholas Taleb, On Interventionistas and their Mental Defects (2017.4.22, ronpaulinstitute.org)

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