2017年6月1日木曜日

「テロとの戦い」がテロを生む

テロというとマンチェスターの自爆攻撃のようなものを考えがちだが、はるかに多数の市民を日常的に殺傷する攻撃は忘れられている。この市民たちはシリア、イエメン、アフガニスタン、ソマリアなどで米国や同盟国の爆撃にさらされている。

伊シチリア島で開いたG7サミットで成果とされたのは、「テロとの戦い」に向けた結束だ。しかしテロとの戦いはすでに16年間続いている。本当の意味は、無実の市民への監視強化、自由な言論とインターネットの取り締まり、爆撃の拡大だ。

米英政府は外国の体制転換に熱心で、しっぺ返しには無頓着だ。「テロとの戦い」を高らかに宣言しても、真の原因を理解しない限りテロはなくせない。テロリストが米欧を憎むのは豊かで自由だからではない。彼らの国で彼らを爆撃するからだ。

Ron Paul, Are We Fighting Terrorism, Or Creating More Terrorism? (2017.5.30)

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