2017年6月3日土曜日

侵略の手口

1989年11月にベルリンの壁が崩壊し、まだ冷戦が終結しきっていない頃、米国はソ連弱体化に乗じてさまざまな国を侵略し始めた。イラク、ソマリア、旧ユーゴスラビアなどだ。しかしリストの最初は1989年12月のパナマ侵攻だった。

侵攻当時パナマは米国の傀儡政権で、ノリエガが国のトップだった。だが米政府の言うことをきかなくなるや、ノリエガは米国の宣伝によって「新しいヒトラー」にされる。人道的介入を名目に、何の脅威でもない小国の侵略を正当化するためだ。

ノリエガ政権の打倒は、その後25年間にわたる米外交政策の見本である。何の脅威でもない外国を標的とし、もっともらしい侵攻の口実をでっち上げる。冷戦終結から今まで、ほとんど何も変わらない。やり口は同じで、登場人物が違うだけだ。

Ryan McMaken, Manuel Noriega Was First in a Long Line of New "Hitlers" (2017.6.1, mises.org)

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