国家主義者によれば、国民は投票で毎回代表を選ぶチャンスがあるから、政府の行動に同意しているという。それはおかしい。投票は偽りの選択だ。政治家Aから強制されるか、政治家Bから強制されるかを選ぶだけ。強制されないという選択肢はない。
Zack Rofer, Busting Myths About the State and the Libertarian Alternative
国民は選挙で政治家Aの対抗馬に投票しても、完全に棄権しても、政治家Aが当選すれば、彼から物事を強制される。これがまともな選択と言えるだろうか。日常の本当の選択では、何も買わなくてもいいし、売り手が購入を無理強いすることはできない。
Zack Rofer, Busting Myths About the State and the Libertarian Alternative
ある政治家が私の「代表」になるとは、どういう意味だろう。お互い会ったこともなければ、代表の具体的な条件について契約書にサインしたこともない。条件に違反しても、責任も問えず首にもできない。選挙区内の多数の異なる人々を代表すれば、何をしても板挟みになるだろう。
Zack Rofer, Busting Myths About the State and the Libertarian Alternative
有権者は政治家に投票するとき、いったいどの条件に同意するのだろう。投票前のいつ表明した公約なのか。それとも投票後に追求する新しいアイデアか。あとで公約を破棄したらどうなるのか。実のところ、有権者も政治家も、同意した条件を明確にすることなどできないのだ。
Zack Rofer, Busting Myths About the State and the Libertarian Alternative
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