2020-09-09

官僚と起業家

官僚は起業家の手本にはならない。官僚は物事の改善を自由には目指せない。上部組織の定めた規則や規制に従わなければならない。上司が許可しなければ、イノベーションを始める権利がない。官僚の義務と美徳は服従である。
Ludwig von Mises, Bureaucracy

いかなる進歩も、既成の古い考えや慣習とは相容れない。進歩の一歩一歩が、大きなリスクを伴う変化だからだ。
Ludwig von Mises, Bureaucracy

資本主義では、起業家は自由に自分の構想実現を試みることができる。たとえ構想の利点を多数の人が認めなくてもだ。道理をわきまえた人を説得し、資金を貸してもらえさえすればよい。一方、官僚制では、前例主義の上司を納得させない限り、新しいアイデアは実現できない。
Ludwig von Mises, Bureaucracy

官僚と起業家は水と油である。進歩とは規則や規制が予期しないことそのものだ。進歩は官僚の守備範囲にはどうやっても収まらない。
Ludwig von Mises, Bureaucracy

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