仏エコノミスト、バスティアは戦争、植民地主義(特にアルジェリアの仏植民地)、徴兵制、常備軍に強く反対し、こんな夢を語った。常備軍を廃止し40万人の国民を徴兵という奴隷制から解放するとともに税負担を年4億フラン減らす。常備軍は志願兵と米国流の民兵で置き換える。
仏エコノミスト、バスティアによれば、合意や補償なしに富の一部をその所有者から他の者に移せば、財産権の侵害であり、略奪である。それが政府による合法なものであろうと、こそ泥や追いはぎによる違法なものであろうと。
Frédéric Bastiat’s theory of plunder (1850) - Online Library of Liberty
仏経済学者のバスティアによれば、社会主義は友情、連帯、平等といった耳あたりのよい言葉の裏に、合法的な略奪、政府による強制という怪物を隠している。社会主義者は自由主義者を利己的だと非難するが、自由主義者が拒否するのは強制的な協力であり、自発的な協力ではない。
仏エコノミスト、バスティアの批判によれば、社会主義者は強制によって人工的な組織を作りたがっている。そこで社会主義者は偉大な整備工となって社会という機械を動かし、普通の人々は命を持たない歯車や車輪となって操作される。
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