アサンジ氏を起訴した米当局は、報道の自由を定める合衆国憲法違反に問われないよう、同氏はジャーナリストではないと主張。ポンペオCIA長官(現国務長官)はウィキリークスについて「ロシアに支援された敵意に満ちた情報機関」と非難した。民主党の言い分とほぼ同じだ。
The Ron Paul Institute for Peace and Prosperity : The War on Assange is a War on Truth
大手メディアはアサンジ氏の身柄引き渡しに反対せず沈黙を守っている。一番の問題は、審議中、米国側が同氏はジャーナリストではないという主張を放棄したのに、その事実を報じないことだ。同氏をジャーナリストと認めるのなら、他のジャーナリストも同じ目に合う恐れがある。
米国史上、真実の情報を報じたジャーナリストがスパイ罪で起訴されるのは初めてだ。アサンジ氏はスパイ活動をしていない。米政府が同氏に復讐したがる理由は誰もが知っている。米政府がイラクとアフガンで行った残虐行為と戦争犯罪、グアンタナモでの拷問を暴露したからだ。
米NSAとCIAの長官を歴任したヘイデン氏はスノーデン氏を反逆者と非難し、「内部告発には実際の違法行為の指摘が必要。(スノーデン氏は)それをしていない」と主張した。だが9月初め、サンフランシスコ連邦高裁はNSAの大量監視を違法と判断。多くの法学者は違憲とみている。
Edward Snowden Deserves a Pardon – AIER
健全な世界をつくるには、普通の個人のプライバシーを守り、政府の秘密をなくさなければならない。軍事秘密も例外ではない。米政府による軍事的暴力はほとんどすべて、嘘に基づいていた。多くの軍事秘密を許すほど、政府は国民を騙し、多くの戦争を認めさせる。
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