2020-09-08

政府という虚構

政府の集団的権利の存在根拠は、個人の権利である。それゆえ、個人の暴力によって他人の身体、自由、財産を侵害してはならないのと同じく、政府という集団の暴力によって個人や階級の身体、自由、財産を侵害してはならない。
Frederic Bastiat, The Bastiat Collection

法と道徳が互いに矛盾するとき、市民は苛酷な選択を強いられる。道徳感覚を失うか、遵法精神を失うかである。どちらも同じくらい深刻な悪であり、選ぶのは難しい。
Frederic Bastiat, The Bastiat Collection

社会主義者は政府と社会を混同している。だから誰かが政府のやることに反対すると、それ自体への反対と同一視する。政府による教育に反対すれば、教育に反対するのと同じ。国家宗教に反対すれば、宗教反対と同じ。政府による平等に反対すれば、平等反対と同じ。
Frederic Bastiat, The Bastiat Collection

政府とは大いなる虚構である。人は政府を通じ、自分以外の全員を犠牲にして生きようとする。
Frederic Bastiat, The Bastiat Collection

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