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2026-03-30

ミレイ氏称賛の知的不誠実

On Intellectual Integrity and What a Difference one Crook can Make [LINK]

【海外記事より】ハンス・ヘルマン・ホッペ氏は3月29日付の論考において、自由主義運動における知的誠実さと、特定の人物への評価を巡る矛盾について批判を展開しています。この議論の背景には、経済学者のウォルター・ブロック氏がイスラエルを優先するシオニズム的な立場を表明したことで、ミーゼス研究所やロン・ポール研究所などの複数の自由主義団体から上級フェローの職を解かれた経緯があります。

スペインの経済学者であるヘスス・ウエルタ・デ・ソト氏は当初、ブロック氏の解任につながったホッペ氏の批判記事に同意し、その論理を非の打ちどころがないと称賛していました。しかし、ブロック氏と本質的に同じ見解を共有し、自らを「世界で最も偉大なシオニストの大統領」と称するハビエル・ミレイ氏に対して、デ・ソト氏は正反対の態度を取っています。

ホッペ氏によれば、デ・ソト氏は現在、ミレイ氏を「史上最高の無政府資本主義の代弁者」として熱烈に称えています。ブロック氏が優れたオーストリア学派の経済学者であるのに対し、ミレイ氏はせいぜい素人同然の見習いレベルに過ぎないとホッペ氏は指摘します。それにもかかわらず、世界最大のシオニストを称賛したデ・ソト氏がミーゼス研究所から解任されることはなく、むしろ同研究所はデ・ソト氏を歓迎しました。

一部からは、デ・ソト氏はミレイ氏の演説について数言触れただけだという擁護の声もありますが、ホッペ氏はそれこそが問題であると論じています。つまり、ミレイ氏がいかに自由主義とはかけ離れた行動をとっているかという、誰もが知るべき事実を語らなかったこと自体が不誠実であるという指摘です。また、ミレイ氏がオーストリア学派の普及に誰よりも貢献したという主張についても、過去のロン・ポール氏の活動と比較すれば、戦争を助長するネオコン的な姿勢を持つミレイ氏を称賛することは不適切であると結んでいます。

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