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2026-03-26

戦争と道徳

War and Morality - LewRockwell [LINK]

【海外記事より】アンドリュー・ナポリターノ元判事は、トランプ大統領が現在進めているイランとの戦争について、道徳的、憲法的、そして法律的な観点から「不当である」と厳しく断じています。ナポリターノ氏は、戦争とは国家による組織的かつ無差別な殺戮であり、本来、政府は自衛のために必要不可欠な事実を公に示す重い責任を負うべきだと説いています。しかし、今回の対イラン戦争において、政権側はアメリカに対する「差し迫った脅威」を何ら証明できていません。

憲法上の手続きにおいても、宣戦布告の権限は議会にのみ帰属しますが、トランプ氏は議会の承認を経ずに独断で軍事行動を開始しました。これは、建国の父ジェームズ・マディソンが危惧した「戦争を宣言する権限と遂行する権限の一致」を招き、大統領を独裁的な「君主」に変貌させる行為であると批判しています。さらに、イランが核兵器を保有していない一方で、攻撃側であるアメリカとイスラエルが核を保有している現状を指摘し、単なる兵器の保有を侵攻の道徳的根拠にすることはできないと述べています。

また、トランプ氏が当初イラン国民に対し「君たちの政府を乗っ取る手助けをする」と発言したことは、これが防衛ではなく「侵略戦争」であることを自ら露呈した形となっています。政権内部からも、対テロ担当高官が「イランは差し迫った脅威ではない」と明言して辞任するなど、作戦の正当性に疑問を投げかける動きが出ています。ナポリターノ氏は、本来自由を守るべき法が、自ら個人の権利を侵害し、不当な暴力を正当化することは「不道徳」の極みであるとし、議会がその職務を果たさない限り、この悲劇的な過ちは止まらないだろうと警告しています。

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