Actionable Ways to Profit, Protect Your Wealth, and Expand Your Freedom in an Unstable World - LewRockwell [LINK]
【海外記事より】投資家のダグ・ケイシー氏は、現在の世界を17世紀の魔女裁判や1930年代の集団心理状態になぞらえ、極めて不安定で理性を欠いた時代であると分析しています。英国では発言内容を理由に1万人以上が訴追され、欧米では「ウォーク主義」という集団催眠が蔓延し、中東では交渉中の不意打ちから無謀な戦争が始まるなど、既存の秩序が崩壊しつつあると指摘します。このような狂気から身を守るためには、非合理的な人々や不安定な場所から物理的に距離を置くことが重要であり、大都市を避け、法定通貨や債券への露出を制限すべきだと提言しています。
投資戦略についてケイシー氏は、これまでの「金と石油株」という単純な図式から一歩踏み込んだ視点を示しています。金価格は一時5500ドルから4400ドル付近まで調整しましたが、これは「大恐慌」と「第三次世界大戦」が懸念される文脈では通常の変動に過ぎず、強気相場は終わっていません。特に主要な産金株は、株価収益率が8倍から20倍程度とS&P500平均より大幅に割安であり、一般の投資家が注目していない今こそ、資源採掘ビジネスやエネルギー株に妙味があるとしています。また、AI関連などのテクノロジー株はバブルの状態にあると警告し、過度なハイテク依存への注意を促しています。
さらに同氏は、食料価格の高騰を見据えた具体的な商品投資にも言及しました。トウモロコシのETF(CORN)や、肥料価格の影響を強く受ける米などが、他の金融資産に比べて歴史的な安値にあると述べています。現在の環境では、単に貯蓄するだけでは通貨価値の下落によって資産が目減りするため、政府の行動による市場の歪みを予測して利益を得る「投機家」にならざるを得ないのが実情です。ただし、投機はギャンブルとは異なり、徹底した調査に基づくべきものであると強調しています。
最後に、最大の政治的リスクへの備えとして、海外に拠点を確保することを勧めています。歴史上、ロシアや中国、ドイツなどで起きた悲劇はどこでも起こり得るものであり、政府を「友」ではなく「乳牛から搾り取る存在」と見なす冷徹なマインドセットが必要だとしています。不安定な世界で生き残るためには、コモディティ(商品)を長期保有し、国家による資産没収や監視から逃れるための「選択肢」を増やしておくことが、個人の自由を守る鍵になると締めくくっています。
0 件のコメント:
コメントを投稿