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2026-03-26

戦争の代償、将来世代の肩に

Trump’s War on Iran Could Cost Trillions [LINK]

【海外記事より】トランプ政権が進めるイランとの軍事作戦「壮絶な怒り作戦」について、政府が発表している経費の見積もりは氷山の一角にすぎず、実際には数兆ドル規模の巨額な負担が将来世代にのしかかる可能性があると、専門家や内部関係者が警告しています。国防総省は開戦後1週間の戦費を約113億ドルと発表しましたが、匿名を条件に語った政府関係者や予算監視団体によると、実際には1日あたり10億ドルから20億ドル(1秒あたり最大約23,000ドル)が消費されており、数ヶ月以内に2,500億ドルに達する見通しです。

さらに深刻なのは、目先の戦闘費用よりも、数十年先まで続く長期的な隠れたコストです。ハーバード大学のリンダ・ビルムズ教授は、かつてのイラク戦争が当初の予想を遥かに超えて最終的に8兆ドル規模に膨れ上がった例を引き合いに出し、今回のイラン戦も同様の道を辿ると指摘しています。これには、戦債の利息支払いだけでなく、有害物質や燃え盛る石油施設からの煙にさらされた退役軍人への長期的な医療・障害給付が含まれます。中東に展開する約5万人の米軍兵士のうち、少なくとも3分の1が将来的に給付を申請すると予測されており、これだけで約6,000億ドルの追加費用が見込まれます。

経済面では、すでに38兆ドルに達しているアメリカの公債がさらに膨れ上がることが懸念されています。過去の戦争とは異なり、現在は金利が高水準にあるため、借金で戦費を賄うことによる利息負担は極めて重くなっています。民主党議員からは、戦略や出口戦略が不透明なまま、国民の税金が「底なし沼」のような紛争に投じられていることへの批判が噴出しています。

トランプ氏はSNS上で「無条件降伏以外に道はない」と強硬姿勢を示す一方で、「開戦1時間ですでに勝利した」とも主張しており、支離滅裂なメッセージが混乱に拍車をかけています。ある政府高官は、「この戦争の本当の代償はホワイトハウスからも国防総省からも語られることはないが、私たちの子供の、そのまた子供の世代まで支払い続けることになるだろう」と、その深刻さを吐露しています。

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