米ワクチン有害事象登録システム(VAERS)によると、新型コロナワクチン接種に関し6月18日までの有害事象は38万7087人だった。うち死亡者は6113人と前週より120人増え、6000人を超えた。12~17歳の子供の死亡は9人で、うち13歳の少年はファイザー製接種から2日後に死亡した。
メルクとサノフィの合弁ベンチャーが米国で初の6種混合ワクチンを売り出す。ジフテリア、破傷風、百日咳、ポリオ、Hib、B型肝炎が対象だ。米医療当局は推奨ワクチンの接種率が高まると期待する。だが混合ワクチンは元来、子供の未成熟な免疫系に及ぼす影響が懸念されている。
カナダの外科医が子供へのコロナワクチン接種に懸念を表明し、勤務先の大学を解雇された。彼の主張は過激ではない。ウイルスは実在し、ワクチンは一般に有効で、高齢者らには利益があると信じている。子供への接種に反対し、親に十分な情報が与えられていないと思っただけだ。
バイデン大統領と米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長は、デルタ株は従来型より感染しやすく、命にかかわるとしてワクチン接種を勧める。しかしウイルスが変異して、感染力と毒性が同時に高まることはありえない。毒性が高まれば宿主は死ぬから、感染は遅くなる。実際には毒性は下がっているようだ。
医学雑誌ジャーナル・オブ・インフェクションに掲載された投稿によると、PCR検査で陽性だった個人の半分以上は、新型コロナウイルスに感染していない可能性がある。だからPCR検査の陽性反応を、コロナ感染の正確な測定だと考えるべきではない。投稿のこの指摘は、コロナ拡大が始まった15カ月前から何度も言われてきたことだ。
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