感染による自然免疫だろうとワクチンによる人工免疫だろうと、免疫は免疫だ。どちらも集団免疫に寄与する。国民にワクチンを打てと言う人は、最終目標を忘れている。目標はワクチンの接種ではない。免疫だ。コロナウイルスに感染し、自然免疫を得た人々にワクチンはいらない。国民はすでに集団免疫を獲得しているかもしれないのに、州知事や厚生官僚は極端な非常権限を行使し、人々の自由と暮らしを侵害し続けている。
医療政策の支配層はその大半が、新型コロナウイルスの自然感染による免疫を否定する。理由は簡単。自然感染による免疫が増えるほど、人体実験のようなワクチンを打つ理由がなくなるからだ。自然感染による免疫は、ワクチン接種で得られる人工免疫と同等かそれより優れている。自然免疫を得た人々が、リスクの高いワクチン接種をやめると決意すれば、国民にワクチンを強制しようとする政府の試みは失敗するだろう。
ワクチンによる人工免疫に比べ、感染による自然免疫の効果が強く、長続きすることは、数十年にわたる証拠がある。ワクチンとアジュバント(強化剤)による人工免疫はたいてい不安定で、効果が短いか全然ない。これははしか、百日咳、インフルエンザなどの集団接種や、新型コロナワクチン接種後にまた感染する「ブレイクスルー感染」で繰り返し明らかになっている。
米国の大学の多くは、コロナワクチンの接種に際し、すでにコロナに感染したことによる免疫の有無を無視している。自然感染し、回復した学生は免疫を得るが、その効果の期間がわからないからだという。しかしそれはワクチンも同じだ。自然免疫と持続期間は変わらないとされる。
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- 橘玲 「疾病や体質など医学的な理由でワクチン接種できないひとを除けば、一定数(7割)以上が接種しないと集団免疫ができないのだから、定義上、接種しないひとは無リスクで利益だけを得ようとするフリーライダーです。「打つ打たないは本人の自由」は、接種しないひとが少数の場合にしか成り立ちません。」 / Twitter
- 学校集団接種「推奨しない」 文科省、同調圧力を懸念(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース
- コロナワクチン「打たない自由」はない? 接種は「努力義務」なのに…差別、偏見、同調圧力:東京新聞 TOKYO Web
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