真のショック・ドクトリン
「創造的復興」の美名の下、インフラ偏重で空費された十年。原発もコロナも同じ。政府にとって重要なのは、問題の解決ではなく、問題を利権拡大に利用すること。ショック・ドクトリンとは火事場泥棒資本主義のことだと言うけれど、とんでもない。火事場泥棒国家主義のことだ。
コロナ危機の本質
もし医療崩壊が、日本医師会会長が定義したように、適切な医療が適切なタイミングで受けられないことだとすれば、以前から3時間待ちで3分の診療と揶揄される日本の大学病院だって医療崩壊のはず、と外科医の大木隆生氏が鋭い批判。コロナ危機の本質は硬直した医療体制だ。
お気楽な宗教
ロックダウン(都市封鎖)など政府の滅茶苦茶なコロナ対策は、通信技術が発達した今だから何とか耐えられる。人々がコロナ対策の宗教を信じるのは、自分の仕事が無事なうちだけだ。その程度の薄い信仰心でしかない。二十年前や百年前なら、人々はこれほどお気楽ではいられなかっただろう。(ジャーナリスト、ジョン・タムニー)
恐怖の原因
今議論となっているのは、経済活動が縮小する原因として、自発的な行動とロックダウンの強制でどれくらいの違いがあるかだ。コロナへの恐怖心は、政府が劇的なロックダウンを行うという事実そのものによって煽られる。実際にも、経済の打撃の多くはロックダウン自体が原因だ。(経済学者、ドナルド・ブドロー)
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