陰謀論という真実
筆者によれば、陰謀論とは「誰かが裏で世の中を操っている」と考える思考。しかしそれ自体は異常でも何でもない。「米政府はイラクに大量破壊兵器があると嘘をつき、国民を操ろうとしている」などと言えば、陰謀論呼ばわりされただろうし、実際された。でもそれは事実だった。
政治と陰謀論
国会が外国製鉄鋼への関税を引き上げる法律を成立させたら、国内鉄鋼業界がロビイストを動かしたと誰もが思う。その見方を「陰謀論」と呼んだりはしない。陰謀論はそれをより複雑な事柄に広げるにすぎない。公共事業、政府委員会の設立、中央銀行の創設、戦争への参加などだ。(経済学者、マレー・ロスバード)
もし事実だったら?
家族や友人が流言やデマを信じ込んでいる場合、どうすればいいかと問われ、「(家族や友人と)同じアカウントでさまざまな動画を再生することで、自動表示される“おすすめ”を変えてみる」と荻上チキさん。プライバシーも気になるけれど、もしデマが事実だったらどうするの?
本当にあった陰謀
「政府が何も知らない市民に薬物を投与し、洗脳実験を行なった」などと言ったら、たちまち陰謀論としてソーシャルメディアから締め出されるだろう。しかしこれは事実だ。MKウルトラ計画と呼ばれる米政府の犯罪が、このドキュメンタリーで描かれる。二度と起きない保証はない。
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