米政府関係者、損傷認める
アンチウォー・ドット・コム
(2023年5月16日)
ロシア軍は16日、ウクライナの首都キエフ(キーウ)にある米国製地対空ミサイルシステム「パトリオット」を極超音速ミサイルで攻撃したと発表し、その後、米政府関係者がこれを認めた。
Russia Hits US-Made Patriot Air Defense System in Kyiv
— Antiwar.com (@Antiwarcom) May 16, 2023
A US official acknowledged to CNN that a Patriot system was damaged by a Russian strike
by Dave DeCamp@DecampDave #Russia #Ukraine #NATO #Patriot #missiles #Kyiv https://t.co/sU3ix9wHb4 pic.twitter.com/xPaHDw9BI9
ロシア国防省報道官のコナシェンコフ中将は「極超音速ミサイルシステム『キンジャル』による高精度の攻撃が、米国製のパトリオット防空システムに命中した」と述べた。
米政府関係者は米CNNに対し、ウクライナ軍のパトリオットはロシアのミサイル連射によって損傷した可能性が高いが、破壊はされていないと述べた。米国は、システムを修理のためにウクライナから持ち出す必要があるかどうかを確認するため、損害状況を評価している。
パトリオットは、米国で最も先進的な防空システムの一つ。米国とウクライナの当局者は以前、パトリオットがロシアの極超音速ミサイルを迎撃したと主張したが、ロシア軍はこれを否定している。
米当局者はCNNに対し、パトリオットは他の防空システムよりもロシアの攻撃に弱い可能性があることを示唆した。記事にはこう書かれている。「ウクライナに提供されたいくつかの短距離防空ミサイルが移動式で標的になりにくいのとは異なり、パトリオットは大きく固定された装置であるため、時間が経てばロシア軍は場所を特定することが可能だ」
米国は2022年12月に初めてウクライナをパトリオットで武装すると約束し、オクラホマ州の基地でウクライナ兵にこのシステムの訓練を行った。非常に高価なこのミサイルシステムは先月、初めてウクライナに到着し始めた。
Russia Hits US-Made Patriot Air Defense System in Kyiv - News From Antiwar.com [LINK]
0 件のコメント:
コメントを投稿