アンチウォー・ドット・コム
(2023年5月23日)
ネオナチ民兵が22日、ウクライナからロシア西部ベルゴロド州に向けて国境を越えた襲撃を開始し、米国製装甲車を使用した。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が23日報じた。
Neo-Nazi Militia Used US Armored Vehicles in Attack on Russia’s Belgorod Region
— Antiwar.com (@Antiwarcom) May 23, 2023
Financial Times reports that the Russian Volunteer Corps includes self-avowed neo-Nazis
by Dave DeCamp@DecampDave #Ukraine #Russia #Belograd #RussianVolunteerCorps #NATO https://t.co/7vkJ1mUUE6 pic.twitter.com/MyLfARMh2z
「ロシア義勇軍」のニキーチン隊長によると、ベルゴロドを攻撃した戦闘員は、少なくとも2台の新型装甲車「MRAP」と複数の軍用車両「ハンビー」を含む米国製装甲車を所持していた。ロシア軍が投稿した動画や写真は同隊長の主張を裏付けている。
ニキーチン氏は世界中のネオナチとつながりがあり、白人民族主義者の衣料品ブランドを持つ有名な過激派である。FTによると、ロシア義勇軍には「自称ネオナチが含まれている」という。
この組織は2022年に結成され、ウクライナのために戦うことを志願したロシア市民で構成されているといわれる。メンバーの中には、2014年にドンバス戦争で戦うために署名した者もおり、アゾフ大隊の退役軍人でもある。
ニキーチン氏は、戦闘員が米国製の装甲車をどのように入手したかは語らなかった。ウクライナ情報当局は、ロシア義勇軍や、襲撃を始めた別の組織「ロシアの自由軍」と協力していることを認めている。
「もちろん彼らとは連絡を取り合っている。もちろんいくつかの情報を共有している。協力し合っているとさえ言えるかもしれない」とウクライナ軍情報当局のアンドリー・チェルニャク氏はFT紙に語っている。
チェルニャク氏は、ロシア人義勇兵に装備を供給したことを否定し、義勇兵は自分で作戦を始めたと主張した。しかし英紙タイムズの報道によると、SNS(交流サイト)ディスコードからの流出情報から、ウクライナが以前からロシアの義勇兵組織を使ってロシア領への攻撃を計画していたことがわかっている。ある文書によると、ウクライナのために戦うロシア市民は「様々な質的タイプのNATO(北大西洋条約機構)兵器」で武装しているという。
米国務省のミラー報道官は、ベルゴロドへの攻撃に米国の武器が使われているというニュースについて質問され、その報道には「懐疑的」だと述べた。米国は「ロシア国内の攻撃を奨励したり、可能にしたり」しないと強調し、「この戦争をどのように行うかはウクライナ次第だ」と述べた。
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