マルクス主義を信奉する運動組織BLM(黒人の命は大切)は最近削除するまで、公式ウェブサイトに「欧米向けの核家族構造」を非難する文章を掲げていた。マルクスとエンゲルスは『共産党宣言』で、伝統的家族は資本と私的営利を基礎とし、資本の消滅とともに消滅すると述べた。
BLM(黒人の命は大切)運動と、それを名乗る団体とは区別が必要だ。BLMという団体の創始者らはマルクス主義を信奉している。しかし運動を支持する一般の人々はそうではない。大手メディアは団体BLMの過激な活動家を出演させ、彼らがあたかも運動の主流かと思い込ませている。
Is Black Lives Matter Marxist? No and Yes. - Foundation for Economic Education
人種はつねに社会主義思想の一部をなしてきた。マルクスの盟友エンゲルスは『反デューリング論』で、欧州では8歳の子供にもわかる数学の公理を「ブッシュマンやオーストラリアの黒人」に証明して飲み込ませようとしても「無理であろう」と述べている。
Anti-Racists Should Think Twice about Allying with Socialism - Foundation for Economic Education
ソ連、東欧で社会主義体制が崩壊し、マルクス主義は経済学では信用されなくなった。その代わり、文学など抽象的な学問で栄えるようになった。階級闘争の教義は今でも強調されるが、資本家対労働者ではなく、男性上位対女性、特権的な人種対排除された人種、などとなった。
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