消費と生産は人々の究極の目的、つまり生命と幸福の維持にとって、同じくらい重要である。消費は生産に依存し、その一方で生産は消費に依存する。中央銀行による金融緩和政策はこの結合関係を破壊する。あたかも生産しなくても消費できるかのように見える環境を作り出すのだ。
Let's Hope Deflation Is Headed Our Way | Mises Wire
最近の通貨供給量の増加がいずれ物価を押し上げ、通貨の購買力を下げる可能性は高い。中央銀行は経済制度の崩壊防止を優先目標としている。そのために通貨を増やした結果、物価高を招いても、やむをえぬ損害とみなすだろう。国を守るためなら通貨破壊も仕方ないというわけだ。
To Prevent Problematic Inflation, We Need More Production. Which Means There's Trouble Ahead. | Mises Wire
余った労働者が専門技能を身につけるには時間がかかる。その過程は労働組合によって妨げられる。建前は組合員の保護でも、実際は労働資源の再配置に対する抵抗だ。政府が経済に介入すると不採算な事業や誤った投資から資本を引き揚げるのを妨げられ、不況を無駄に長引かせる。
Central Banks Are Destroying What Was Left of Free Markets | Mises Wire
政府の物価指数には、現実との食い違いがある。たとえば資産価格が含まれていない。しかしここ数十年、不均衡な物価上昇が進み、とくに不動産や株式など長期資産が大きく値上がりしている。ユーロ圏における実感に基づく物価上昇率が公式発表値より年5%高いのは不思議でない。
Why Official Inflation Measures Don't Work | Mises Wire
0 件のコメント:
コメントを投稿