2020-05-07

ウイルスによる死、失業による死

失業による貧困や社会的地位の喪失は、健康を損ねる大きな要因だ。この事実は、あらゆる犠牲を払ってもウイルスと戦うという近視眼的な運動に不都合なため、政治家や専門家の多くは耳を貸さない。ウイルスは失業より多くの死をもたらすというなら、立証責任は政府の側にある。
Unemployment Kills: The Longer Lockdowns Last, the Worse It Will Get | Mises Wire

科学者はたいてい社会問題に関する訓練を受けていない。市場の自然発生的な秩序という考えを理解できない。アインシュタインがあけすけに社会主義を支持したのはその一例だ。政治家が少なくともさまざまな利害のバランスを承知しているのに対し、科学者には白か黒かしかない。
Politicians Have Destroyed Markets and Ignored Human Rights with Alarming Enthusiasm | Mises Wire

保護主義で自給自足経済は可能になるかもしれないが、それは生活水準の低下というコストを伴う。国際分業が妨げられると生産性が低下するからだ。インフレ政策の助けも借りて失業は減り、名目賃金は上昇するかもしれない。だが物価も上昇し、実質賃金は急激に低下するだろう。
Facing Economic Disaster, France Turns against Globalism | Mises Wire

労働者は搾取されてはいない。製品が売られるまでには、時間がかかる。労働者が資本家と取引に応じるのは、製品の代金が入るまでの間、生活する手段がないからだ。資本家にはその手段がある。資本家は不確実性に耐え、製品が売られるまでの間、労働者に賃金を払う手段がある。
In Defense of Landlords | Mises Wire

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