2020-05-19

最大の脅威

合衆国憲法の人権保障規定(権利章典)には、緊急事態の例外規定がない。昔の米国人は歴史上、政府が非常時に乗じて市民の自由を奪ってきたことを知っていた。人々は危機の際、おびえて政府に安全を求める。彼らは、自由にとって最大の脅威は自国政府であることを忘れている。
Three Reminders from The Bill of Rights – The Future of Freedom Foundation

合衆国憲法の前身である連合規約は約10年続いた。当時連邦政府は存在したものの、その権限は非常に弱く、課税の権限すらなかった。課税権のない連邦政府の下で10年も暮らせたのである。米国の先祖たちは、連邦政府の力が強いと、最後には自由と幸福が破壊されると知っていた。
Early Americans Would Have Rejected the U.S. Government – The Future of Freedom Foundation

社会主義者の主張に反し、会社と従業員には共通の利益がある。会社が稼げなければ、従業員を雇っていられない。会社が繁盛すれば、職は安定する。もし会社のオーナーが世界一利己的な人物でも、労働者を求めて他の多くの会社と競争している以上、賃金を上げなければならない。
Businesses, Employees, and the Coronavirus Crisis – The Future of Freedom Foundation

政府が意味するものはつねに強制・強要であり、必然的に自由と対立する。政府は自由を守らなければならない。政府が自由と両立しうるのは、その権限が経済の自由を守るうえで適切な範囲に制限されている場合のみである。—経済学者、ルートヴィヒ・フォン・ミーゼス
My Discovery of Freedom – The Future of Freedom Foundation

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