2020-05-15

本当の敵

中国と米国が互いの選挙制度を非難し合うのは、まるでクラスの悪ガキ2人が互いに身なりのあら探しばかりして、成績の悪さや他の生徒へのいじめには無頓着でいるようなものだ。現実の世界で言えば、米中どちらの国民にとっても、膨張の止まらない政府権力こそ本当の敵なのだ。
The Chinese Mindset in a Hybrid War With the US - Antiwar.com Original

コロナは史上最大の危機ではない。最大の公衆衛生危機ですらない。しかし都市封鎖は紛れもなく、個人の自由に対する史上最大の介入である。大臣が認める何らかの口実がない限り全国民を毎日自宅に閉じ込めたことは、戦時中にもない。英元判事ジョナサン・サンプションが批判。
Lord Sumption: The Lockdown Is Without Doubt the Greatest Interference with Personal Liberty in Our History – AIER

コロナ感染拡大の抑制が都市封鎖のおかげだったと単純に言うことはできない。人との間隔を空けるソーシャル・ディスタンシングは封鎖の前から始まっていた。封鎖による追加効果はどれくらいなのか。強制的な封鎖の効果と自発的な密集回避の効果は分けて考えなければならない。
End The Lockdowns Now | Hoover Institution

米国で多くの州が都市封鎖の規制を緩和し、一定の企業に営業再開を認めるとともに、消費者にも一定の施設の利用を認め始めている。選択は企業と消費者に任されている。これは自発的な手段に基づき社会が組織される光明だ。企業は再開を強制されずに、自分でそれを判断できる。
Coronavirus Lockdown: The Political Versus The Voluntary | The Libertarian Institute

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