2020-03-09

アフガン戦争の教訓

長く不毛なアフガン戦争の教訓は明らかだ。すなわち、米軍の正しい使命は抑止と防衛である。もう二度と、自分好みの政治秩序を打ち立てるというあいまいな期待に基づいて、はるか遠くの国の政権を転覆することを、米軍の目的にしてはならない。それは終わりなき戦争への道だ。
Op-Ed: The American defeat in Afghanistan - Los Angeles Times

アフガニスタンのような広大で人口の少ない国を制圧するのはたやすくても、占領を何年も続けるのは別の話だ。ラムズフェルド、チェイニーらブッシュ政権の高官たちはアフガン制圧を急ぐあまり、占領のコストと困難を安く見積もりすぎた。その結果、勝てない戦争に身を投じた。
Afghanistan: Imagine There's No Future - Antiwar.com Original

米連邦政府は23兆ドルもの債務を抱える。福祉給付は予算をすべて食いつぶすだろう。アフガン戦争という徒労に注ぎ込む金はない。タカ派はこのコストを正当化しようと、かつては民主主義を世界に広めると言い、今は国際的混乱を食い止めると主張する。だがもう国民は信じない。
What We've Lost in Afghanistan | The American Conservative

米軍はアフガニスタンからもっと早く、むしろただちに、全面撤退するのが望ましい。介入主義の権力層が、敗れた戦争から急に撤退するのは非効率で危険だと不平を言っても、信用してはならない。占領を永遠に続けるためのごまかしにすぎない。進軍したなら、撤退だってできる。
Happy Afghanistan Surrender Day! - Antiwar.com Original

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