アダム・スミスが指摘したように、分業は経済発展のカギである。ところがコロナ対策で、世界中の政府は分業をやめさせようとしている。貿易に依存するアフリカなどには大打撃だ。人間はコロナウイルスを克服できるが、分業なしには生きていけない。それは文明の終わりである。
The End of Civilization? | Mises Wire
コロナウイルス拡大に対する政府の基本姿勢は、最悪のケースを想定して行動することだという。これは政府当局者が直面する誘因に照らせば、完全に論理的である。市民が感染症で死ねば、当局は非難される。けれどもコロナ対策のせいで経済が崩壊しても、責められることはない。
The Costs Are Mounting in this Government-Imposed Economic Collapse | Mises Wire
コロナ対策の各種規制は短期間だと政府は言う。しかしもし長引けば、経済への打撃ははかりしれない。本当の脅威はコロナウイルスそのものよりは、コロナ対策がもたらす多くの倒産や失業である。政府が救済に乗り出せばインフレを招き、貧困と健康状態の悪化をもたらすだろう。
Diseases Are Bad. Government-Forced Shutdowns Are Often Worse. | Mises Wire
コロナウイルス発生に対し中国の官僚は問題の解決より隠蔽を優先した。西側諸国もほめられたものではない。イタリアの社会主義的な医療制度は経済の供給ショックに備えがなく、崩壊した。シンガポールとチェコでは政府が値上げ規制に乗り出し、マスクの供給がほぼなくなった。
We're Learning Why Governments Can't Be Trusted with Health Crises | Mises Wire
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