新型コロナは在宅教育の意図しない大実験につながりそう。オンライン教育とともに注目されるのは、住宅を使う対面のマイクロスクール。生徒は複数年齢で、一度に最大でも8〜12人だ。プレンダ(Prenda)は米アリゾナ州で80校以上(生徒数約550人)を展開。州外進出も計画中だ。
Coronavirus May Lead to “Mass Homeschooling” - Foundation for Economic Education
ナイジェリアのラゴス州には1万4000校の安価な私立学校があり212万人の子供が通う。幼稚園児・小学生の70%だ。インドでも都市部で少なくとも70%、農村部で30%の子供が私立校に通い、その比率は年々高まっている。同国では9200万人の子供が45万校の低価格私立校に通っている。
Low-Cost Private Schools Are Revolutionizing Education for Millions of Children in Developing Nations - Foundation for Economic Education
19世紀半ばまで教育は幅広く多様で、画一的な学校教育が中心ではなかった。在宅教育が一般的だったが、それだけではない。米国の植民地・革命時代には、小さな「おばさん塾」や近所の台所を使った幼稚園が普通だった。家庭教師や徒弟奉公も盛んで、識字率はきわめて高かった。
Coronavirus Reminds Us What Education Without Schooling Can Look Like - Foundation for Economic Education
政府の補助がなければ貧しい子供は学校に行けないという主張がかりに本当だとしても、政府自身が学校を運営する必要はない。資金を提供し、私立学校への通学や在宅教育を可能にすればよい。公立学校とは、低所得者向け食費補助をやめ、政府が食料品店を経営するようなものだ。
Abolish Government Schools | Mises Wire
0 件のコメント:
コメントを投稿